さとう家の理想の世界。

幼稚園教諭・保育士経験シングルママの子どもを大切にするブログ。

地面に寝転がる子ども達のみかた。

おはようございます、さとうです。

 

昨日の降園時。

ふとあそんでいる最中に砂の上に寝転がった

長男:醤油たろう(4歳)。

その様子を見ていたらしい担任の先生が今朝

笑いながらこうおっしゃいました。

 

「醤油たろうちゃん、昨日寝転がって何しとったん?

先生、ゴキブリがひっくり返るマネしとるんかと思ったよー」

 

醤油たろう、きょとーん。

 

自分がなぜこんなにウケたのかわからず、きょとーん。

 

あぁ、

そうであろう。

 

自慢じゃないが、うちの醤油たろうは

ひっくり返るゴキブリを見たことが、

ないっ!!

 

そもそもゴキブリを生で見たことが無いので

うっすら憧れすら抱いている位ですよ…。

 

そのことに気づいて、さとうは何やら手応えのようなものを感じました。

キレイな我が家。

 

 

ちなみに言われてみれば昨日の醤油たろうの動きは殺虫スプレーを浴びて

ジタバタとするゴキブリでございました。

先生、的確。

みんながその表現でどんな状態だったか理解できますよ。

 

さてさて、醤油たろう。

昨日は何でひっくり返ったのか。

 

時々彼は床でも砂でも寝転がるときがあるんです。

目を閉じているけれど、

彼の場合は休憩しているのかな、と思っています。

 

こういった行動、子どもたちは時々することがありますが、

みなさんのお宅ではどうですか?

もちろん危ない場所や汚い場所ではさせてあげられませんが、

気持ちや時間に余裕があるときは私は見守っています。

 

それは、寝転がることでしか気づかないこともあるから。

例えば…

 

空が高いこと。

地面はお布団みたいに柔らかくないこと。

砂が髪の毛にまでつくこと。

のぞき込む人たちが、大きく見えること。

 

目線が違えば発見もある。

そんな発見を味わってもらいたい。

そして、子どもたちのそんな発見の瞬間を一緒に楽しめる

母であり、先生であり、人でありたいなぁと思う今日この頃です。

 

大丈夫です。

帰ってすぐシャワーすればいいんですから。

 

それにしても、醤油たろうは悟りを開くかのようにいつも無になって

横たわります。

すると時々その上を

 

「俺はこのハードルを飛び越えてみせる!」

 

とでも言うかのように助走をつけて飛び越える

ちっさい強者どもが現れるので注意。